「持続可能な社会とは」

CSR、CSVにしても、ESGにしても、SDGsにしても、その究極のゴールは、いうまでもなく、持続可能な社会の実現です。しかしながら、正面切って「持続可能な社会とは、どんな社会ですか」と問われてみると、答えに窮してしまう人が、とても多いように思われます。辛うじて答えを返す人でも、いわく「循環型社会」、「人と自然とが共生する社会」、「環境、経済、社会がバランスがとれた状態」など。どれも不正解ではありません。しかし、どれも、持続可能な社会の一断面を述べたに過ぎないとも言えます。

私は、だいぶ以前ですが、仲間と、持続可能な社会とはどんな世界かを、深く突き詰めて考察したことがあります。その結果、世界には実に様々な「持続可能性」、「持続可能な社会」の定義があることが分かりました。私たちは、時間をかけてその一つひとつを比較、検討し、ベンチマークしてみました。その結果、5つの要素が持続可能性の重要構成要因であるという結論に達しました。

次回は、その5つの構成要素をご紹介し、私たちが、「持続可能な社会」をどのように定義したかを具体的にお示ししたいと思います。どうぞお楽しみに。

ちなみにこのブログは、1か月に1,2回程度更新していきたいと思っていますので、時々覗いてみて頂けたら嬉しいです。今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。

多田博之