設立趣意書

「失われた10年」という言葉が、時に日本では使われます。いつ、何が失われたかはケースバイケースなのでしょう。

研究所の活動内容

サステナビリティを基軸にして、経営の視点から、国内外の様々な組織体の、主として環境経営、CSR経営のベストプラクティスを…

過去の経歴と仕事

代表・多田博之 プロフィール 職歴 1986年ソニー株式会社入社 コンポーネント営業本部営業推進部に配属…

ステークホルダーの声

サステイナブル経営総合研究所の設立にあたり、ステークホルダーの方々から寄せられたメッセージを紹介します。

サステイナブル経営総合研究所 ブログ

「私たちの持続可能な社会の定義」

前回このコラムを書いてから、なんと6年以上もの歳月が流れてしまいました。
誠に申し訳ありません。お詫びの言葉もありませんが、猛省して、今後はせめて1,2か月に一度は更新していきたいと思います。
「リサーチフェローのUK滞在記」と合わせて、ご愛読頂けたら幸いです。

さて前回、世界中のサステナビリティの定義を集め、みんなでベンチマークを行い、5つの重要構成要素を抽出したところまで記しました。
その結果を、今回発表したいと思います。

「私たちの持続可能な社会の定義」:
1)地球環境の容量の中で、
2)多様性を尊重しながら、
3)地域間公正
4)世代間公正を保ちながら、
5)意志とつながりを持って暮らせる社会。

いかがでしょうか。
みなさんの社会像と合致しましたでしょうか。

次回は、こうしたあるべき社会像を定めた後、どのようにプロジェクトを推進していったかをお話ししたいと考えます。
どうぞお楽しみに!

2024年10月17日 代表 多田博之

リサーチフェローのUK滞在記

リーズ日記 その2

エドワード図書館から見える紅葉

生活

季節は秋になって、エドワード図書館から見える木々は鮮やかな緑から徐々に黄・赤・赤茶と日々変化している。枯れ葉は地面を覆い隠すほどはないものの、これから本格的な寒さがやってくる予感がした。リーズの天気は基本的に曇りや雨が多いから、晴れると思わず写真を撮ってしまうほど珍しい。

最初の1か月は学校から渡される膨大な情報量で頭がパンクし、自分のできる範囲のことを選ぶのに苦戦していたが、基本的に時間を勉強に費やすことにより、自分のペースが確立してきた。少しずつ一人でいる時間を増やしてみたり、逆に金曜日の夜は寮の友達とビリヤード室で遊んでみたりとリフレッシュを含めながら、上手くバランスを保ちながら生活をする余裕まである。

この前「学校ストライキ」でよく知られる環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんのドキュメンタリーを見た。(1)グレタさんはルーティンを大事にしていて、この大切さを身にしみて感じる。毎日どこに行って、何を考えて、何を食べて、誰と関わるか。毎日感じることや経験することは違うけど、毎日やりたいことができる環境は必要だ。朝7時に起きて、図書館で予習して、昼は前日に作っておいた弁当をだいたい1人で食べ、授業が終われば友達と図書館に戻りお腹がすくまで勉強をする。寮に戻ったらフラットメートと夜ご飯を食べ、だいたい10時から11時には寝る。毎日微妙に違うけど、だいたいこんな感じだ。一見刺激がなく淡々としているように見えるけど、このサイクルがあってこそ、安心して学校生活を送れる。

金曜日の夜に寮の共通ルームで友達と
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